まるでミニバラのように美しい八重咲きのインパチェンスです。日の当たりにくい場所でも、次々と花を咲かせてくれます。

“日陰でも育つ”性質をもっていますが、本来は日光を好みます。春と秋は日当たりと風通しのよい場所で育て、夏は午前中十分に日が当たり、午後からは明るい半日陰になる場所へ移しましょう。秋になったら徐々に日光に慣らして日当たりで育てると、徒長せずに花を咲かせます。

鉢植え株の場合は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと水やりします。庭植え株は、葉と花にやや張りがなくなってきたころが水やりのタイミングですが、夏は日中には行わず、午前中か夕方に水やりしましょう。

次々と花を咲かせているときには追肥します。水やりの回数が頻繁な季節は微量要素が流出しやすいので、置き肥が望ましいですが、生育がゆるやかなときはチッ素分の少ない液体肥料を水やり代わりに施してもよいでしょう。

花言葉は「鮮やかな人」「強い個性」です。