高温多湿を好むインパチェンス。

暑い国が原産なので暑さに強く夏真っ盛りの時期に、色とりどりの花を咲かせます。

日本の夏のシェードガーデンには欠かせない存在になりました。初夏から秋まで開花期がとても長いです。新しい花が次々に咲いてくれます。枯れた花も自然に落ちてくれるので管理も楽です。

午前中のみ日が当たるような半日陰の場所がベストですが、明るい日陰でもなんとか育ちます。真夏は午前中も遮光したほうが葉の美しさを保てます。日照不足に強いとはいえ、あまりに暗かったり風通しが悪いと株が徒長して立ち上がってしまい美しく育ちません。肥沃な湿った土を好み、乾燥は大の苦手です。特に鉢植えは水切れさせてばかりいると落葉して勢いがなくなります

  • 難易度: 乾燥に気をつければ、とても丈夫です
  • 日照量: 日照不足に強いですが、暗い日陰だと徒長しやすいです
  • 水分量:ジ メジメした環境に強く、乾燥には弱いです
  • 耐寒性: 本来は多年草ですが、屋外では冬を越せません
  • 管理:摘心をすると花数が増えるので定植後に行うとよいでしょう。伸びすぎたら切り戻しをするとまたこんもり茂ってくれます。ただ8月中旬以降は強めの切り戻しは控えましょう。花がらは切り取ったほうが良いですが、放任でも構いません
  • 肥料:肥料食いがよいので、定植時に元肥をしっかり効かせるとともに、肥料を切らさないように液肥や緩効性肥料を与えます
  • 病害虫:たまにイモムシやシャクトリムシなどが発生します。定植時に、あらかじめオルトラン粒材を土に混ぜておけば初期は被害を防げます。その後は見つけ次第捕殺しましょう。雨の当たらない、あるいは当たりにくい場所に置くとハダニが発生することがあります。葉が変に縮れたりしたら発生を疑いましょう。葉に斑点ができ黄色く枯れる病気が出るので、そのときは殺菌剤をまきます

 

花言葉は「鮮やかな人」「強い個性」