クルメツツジは、その名のとおり、江戸時代後期に久留米藩がつくり出した改良品種で、戦後には久留米でたくさん作られたという、日本原産のツツジです。地植えされることの多いツツジですが、クルメツツジは小ぶりで、小さな花をたくさん咲かせるので室内でも花を楽しむことができるとあって人気です。
基本的に日当たりのよい場所を好みます。室内でも育てることはできますが、明るい窓辺に置く必要があります。日当たりが良いほど花付きが良くなります。
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。特に成長期は水切れを起こさないよう注意しましょう。地植えしている場合は基本的に水やりは必要なく、雨の恵みに任せ、雨が降らない日が続いたり、土が乾燥している場合は水やりをしましょう。
植え付けのときに元肥を施すほか、花が終わったらお礼肥を与え、9月頃に1回、1月頃に1回、緩効性肥料(油かす)を与えましょう。
花言葉は、「恋の喜び」「情熱」「燃える思い」といった花言葉があるほか、「節度」「節制」です。