個性的な姿の丸い花序をつけます。葉や花にトゲがありアザミによく似ていますが、アザミ属ではありません。花は4~6cmでつぼみの期間も観賞価値があり、花つきも良好です。葉は葉縁が鋭いトゲ状になっているのでご注意ください。

洋風や自然風の庭に合います。ボーダーガーデン定番の花です。個性的な姿もさることながら、初夏の宿根草が咲き終わった後に咲くので時期的にも貴重。花はくせのある姿ですが、涼しげなブルーの花色なので組み合わせは特に選びません。周囲は株間を空け、バランスを合わせるためにやや背丈のある花を植えたほうがよいでしょう。

日当たりと水はけのよい場所で育てます。暑さには耐えますが高温多湿に弱いので、風通しや土の水はけを確保します。暖地では二年草扱いされることもありますが、環境さえ良ければ夏越しは比較的楽にできます。酸性土壌を嫌うので苦土石灰などであらかじめ用土を中和しておきます。

日当たり:日当たりの良い場所を好みます。

水やり:土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

肥料:緩効性肥料を春と秋に与えます

病害虫:アブラムシやアオムシが発生することがあります。

 

花言葉は「鋭敏」「傷つく心」