ビデンスは、黄と白の花を咲かせる品種がほとんどですが、ピンク色の品種も流通します。草丈が低い這い性の品種は、ハンギングバスケットに仕立てたり、花壇の縁取りに適し、草丈の高い品種は、花壇の後列に植えると背景として美しいものです。なお、草丈が高く晩秋から咲く品種は、9月から10月に1回切り戻すと、草丈を低く咲かせることもできます。

ビデンスは、200種以上が世界に広く分布しているキク科の植物で、特にメキシコに多くの種が自生しています。日本の道端に雑草として生え、タネが衣服につくアメリカセンダングサもビデンスの一種の帰化植物です。

春まき一年草、もしくは秋まきの二年草、または凍らせない程度の防寒で冬越しできる多年草で、夏に咲くグループと、晩秋から初冬に咲くグループが出回ります。

晩秋から初冬にかけて咲くタイプは、霜が降りるようになったら、明るい室内に取り込んで防寒すると年が明けても開花し続けます。

どちらのグループも日当たりのよい場所を好み、やせ地でもよく育つ丈夫な植物です。

髙柳本店にて黄色・ピンクの2色..56ポットの入荷です。