くせない花姿・花つきのよさ・花色の豊富さ・育てやすさなどが好まれて、初夏~秋の花としてポピュラーになりました。

丈夫な花です。水はけと日当たりのよい場所に植えれば、簡単に次々と花を咲かせてくれます。ただ、過湿や日照不足になると茎が徒長して軟弱に育ってしまい花つきも悪くなってしまいます。過湿にならないように水やりのメリハリをつけるようにします。特に地植えの場合は事前に水はけの改善を行いましょう。梅雨~夏に弱りがちです。高温多湿に強い品種を植えると管理が楽になりますが、それでも枯らしてしまうこともあります。ハンキングや吊鉢は性質によく合って元気に育ちますが乾かしすぎないようにします。

鉢・寄せ植え・花壇いずれにも向きます。ほふく性品種はハンキングにも向いています。花の姿にくせがなく、花色も豊富なのでどのような花とも合わせられ、和風や洋風、自然風のアレンジすべてに使えます。一方で普通に植えただけでは個性を出すのが難しい花ともいえます。毎年同じような植え方はせず自分の中にテーマをもってアレンジしましょう。

  • 難易度: 丈夫ですが、花がら摘みの作業はちょっと大変。高温多湿にも弱い
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます
  • 水分量: 水はけのよい土を好みます
  • 耐寒性: 半耐寒性の品種もありますが、寒さに弱く普通は一年草扱いにします
  • 管理:種をつけやすいので、花つきを維持するために花がらは摘み取ります。植え付け初期には摘心を行って枝を増やします。伸びすぎたら、元気な葉を残して切り戻します。夏前に一度切り戻しを行えば秋にきれいな姿で咲いてくれます
  • 肥料:元肥に長期間効果がある緩効性肥料を使い、花をどんどん咲かせるようになったら液体肥料を追肥して株の勢いを維持します
  • 病害虫:アブラムシ・ハモグリバエ・ナメクジなどが発生するので駆除します

 

 

花言葉は「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「心のやすらぎ」