こんにちは開花園です!
もうすぐお彼岸ですね。2020年の秋のお彼岸の日程は
彼岸入り:9月19日
お中日 :9月22日(秋分の日)
彼岸明け:9月25日
初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸のあけ」といい、
秋分の日を「お中日」といいます。
お彼岸とは
秋のお彼岸は9月の秋分の日を中日として前後3日間の計7日間を期間とし、
お仏壇やお墓に手を合わせて、ご先祖様を供養します。
諸説ありますが、春分の日・秋分の日には太陽が真西に沈むため、
西にある極楽の世界を拝むことができるとされています。
沈んでいく太陽が、極楽の世界への目印になります。
そのため、太陽が真西に沈むお彼岸にお参りします。
用意するもの
春のお彼岸には「ぼたもち」、秋のお彼岸には「おはぎ」と名前が変わります。
春は牡丹(ぼたん)の花から「ぼたもち」、
秋は萩(はぎ)の花から「おはぎ」と呼ばれます。
季節の花の名前によって、名前が変わるんですね。
ぼたもちやおはぎの材料であるあずきの赤い色は「魔(ま)をはらう」とされています。
「魔物が入ってこないように」という意味が込められているそうです。
飾る花
白や淡い色が選ばれやすい傾向があります。その他、黄色や紫もよく使われる色合いです。
故人が亡くなってからまだ日が浅い場合は、白色メインのお花を選ぶようにしましょう。
ユリ、カーネーション、秋が旬の菊やリンドウ、ケイトウも品のある花で、ご先祖様をお迎えするお彼岸にふさわしいお花です。
「とげのある花」「匂いの強い花」「毒のある花」を使わないのが一般的です。また、お墓にお供えする花は外に飾ることになるので、日持ちする花を選ぶのが大切です。このことから日持ち抜群の菊がよく使われています。
お供え用のお花は、二束で一対となります。一束あたりの花の本数は3・5・7本の奇数が一般的。
花のシルエットがひし形になるように整えると美しく飾ることができます。
ご仏壇にお供えする場合や、他家に訪問する場合は、アレンジメントのご供花がおすすめです。アレンジメントとは、専用のバスケットやボックスなどに花を美しく生けたスタイルで、花びんがなくてもそのまま飾ることができて便利です。
お花屋さんに「お彼岸用」と用途を伝えて花材やデザイン(アレンジか花束か)などご相談ください。
地域によって花の色や使える花にしきたりがある場合もあります。心配な場合は、送る地域のお花屋さんにご相談されると良いでしょう。
とはいえ、最近ではタブーとされているお花を飾る方も増え、故人が好きだった花、色を選ばれています。このような人の意識の変化からお彼岸の花のセレクトも、以前よりは自由に選ばれるようになっています。
どの花を選んでも、故人を思う気持ちは変わりません。
2020年のお彼岸は9/19~25までです。
お彼岸には故人を偲び、お供えのお花を贈りましょう。