デンマークカクタスのつぼみまではつくのですが、咲かずに落ちてしまいます。
どうしてなのでしょうか?
デンマークカクタスは、急激な環境の変化にとても敏感な植物です。
植物は多くなる特徴があります。しかし、最初に大きくなるのは根。
根が大きくなれば、光合成をしようとしますから葉が大きくなります。
葉が大きくなれば光合成をしてそれ以上に根を大きくしようとします。
その結果として子供をつくる(花粉の)もと、花を咲かせるわけです。
しかし、一回り大きな鉢に植え替えずにそのままにしておくと土の量が少ないため、
少量の土に対して葉だけ大きくしようとし、最後の開花までの力が残らなくなってしまいます。
それを防ぐには、葉を大きくしないこと。つまり、剪定することが大事なのです。
(デンマークカクタスは秋から咲き出すので、春くらいに葉を半分くらいまで思いきって切ってしまったほうがいいでしょう)
そうすると、葉は少ない・根は大きい状態になり、きれいな強いつぼみが出てきます。
それでも落ちる場合は、つぼみに霧吹きするといいですよ。
とにかく、①夏はよく日光に当てること。②冬の寒さにはあまり当てないこと。
③植え替えすること。④葉は春先にカットすること
。⑤栄養を与えること。(葉が黄色くなるのは栄養不足や寒さが原因)
それでも咲かないときには、メネデール(開花促進剤)を与えるといいですよ。