ズイナ科ズイナ属の落葉性低木です。美しい花を咲かせることから、観賞用として世界で広く栽培されている花木の一つです。日本には明治時代に渡来し、庭木や盆栽、生け花の花材として利用されています。

コバノズイナの花期は5月~6月。
花期になると、枝先にブラシ状の花序を出し、小さな花を多数咲かせます。
花序は4~15㎝の長さで、20~80個の花を密に付けます。
花は花径5mm程度で5枚の花弁を持ち、5個の雄しべと1個の雌しべがやや目立ちます。
花にはほのかに甘い香りがあります。

耐寒性、耐暑性に優れており、丈夫な性質です。
樹形も自然にコンパクトにまとまり、育てやすい花木です。
株元から多数の芽を出して株立になりますが、離れた場所に芽を出すことは無いので扱い易いと思います。

 

花言葉は「少し欲望」